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里親募集

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2022年12月20日 里親さんが決まりました。

性別 猫 ♀ 年齢 推定3歳0ヶ月
(2024/04/20 現在 )
ワクチン 不妊去勢手術
特徴(性格など) 性格・特徴

 まりか嬢♀ 1才
 日本猫(キジ白) 兄弟のうち、男の子は、前髪のように見えるキジ模様がアシンメトリーなのですが、まりか嬢は、前髪がまっすぐで左右対称、両側がパトラ様の目尻になっていて、女の子らしい可愛らしい顔立ちです。
 長くまっすぐなしっぽ。
 出生間もなく、へその緒がからまって右後ろ足の膝下が壊死してしまい、あんよが“3本半”です。

 2021年4月1日生まれ

 人間の保護下で生まれ、母猫の愛情を受け、兄弟と身を寄せ合って育ちましたので、無邪気で元気な子になりました。抱っこするとゴロゴロいいます。
 トイレ躾済み。室内の猫砂トイレにきちんと排泄できます。


健康状態

 良好。
 [避妊手術は弊方で費用負担致します。] 5種ワクチン済み(二回)。ノミ・ダニ予防済み。検便(-)、エイズ・白血病(-)、検診済み(著変なし)。

* 特記(右後ろ足について。)
 餌場で保護した最後の1匹(まりかの母猫)を祈るような気持ちで病院に連れて行き、「妊娠があるか。」と「授乳中か。」を診て下さるよう依頼し、授乳中なら即刻リリースするつもりでした。結果、「妊娠しています。」との連絡に愕然としました。
 どうしても手術してしまうのがしのびなく、病院に預託して出産させていただきました。病院では、深夜の出産等に対応できない、と当初受け入れに難色でしたが、「保護しなければお外で出産するわけであるから、屋内で産めるのであれば自然に任せていただければそれでいい。母子に何かあっても異存は申しません。」と頼みました。拙宅では要介護5の母を私一人で看ておりましたので、自宅で産ませてあげられなかったのと、自然に任せる、といってもプロの手元におけば目視で気づいた点にはしかるべき処置をしていただけるだろう…とあさはかに考えてのことでした。
 エコーでは子猫は4匹と聞いておりましたが、生まれて2日後病院から連絡があり、結果的に5匹生まれたが、うち2匹はへその緒がからまっていて、後ろ足が1本壊死したので処置をした、とのことでした。あんよを1本なくした子の一方は生後3日で幼逝し、あんよが無事だった子も1匹生後5日で幼逝、連絡を受ける都度迎えに行き、名前を付け、重苦しい心持ちで花とミルクを添えて霊園に運び火葬しました。残りの3匹はよく動いている、と病院から報告を受けました。
 2匹がハンディキャップとなったことを聞いた時、私がとった生半可な選択で犠牲がでてしまった、との自責で押しつぶされ、うつろな頭の中で、最善の方法とはどうすればよかったのか、そればかりを考えておりました。
 病院側は、母猫の警戒心が強いため、育児放棄をすることをおそれて、手を出さず、様子をみた、とのことでした。しかし、同じ入院室の中で育児放棄しても、母猫は完全に逃げ去ることはできません。また、足が壊死した後に処置をすることができたのですから、「生まれたらおへその消毒だけはお願いします。」と申し添えればよかった、これが痛恨のミスで、私自身の気ばたらきが足りぬために、亡くなった子、あんよを失った子を犠牲にしてしまった心情はいかにしてもぬぐうことができません。
 先手をうって、妊娠前に保護できればそれが上策、それができなかった場合、お外で産んでいれば、へその緒がからまって足が壊死、などということは防げたかもしれません。しかし、どこで子育てしているかがわからず、子猫全部を保護する前に外敵にさらされるでしょう。そもそも何匹生まれたかが把握できないのです。
 また、うかつに子育て中の母猫を保護してしまった場合、乳児たちは路頭に迷い、どこかで皆ひっそりと亡くなってしまうでしょう。授乳中に気づき、あわててリリースしても子育てを続行してもらえる保証はありません。
 ベテランのボランティアさんが考えるように、妊娠とわかっても手術することが結果論でいえば得策だったのでしょう。しかし私にはできなかった。このような苦難ばかりの取り組みを続けるつもりもありませんが、将来同じ選択をせまられたとしてもやはりできないと思います。
 大鉈を振るうことができなかった私のせいで、あんよを1本失った“まりか”。頑是なく、無邪気に兄弟達とじゃれ合うこの子はこのハンディを背負って生涯生きぬいていかなくてはなりません。生まれた直後には五体満足だったはず、それを考えると身を切られる思いです。取り返しのつかぬことをして、この子に申し訳なく、不憫で不憫でしかたがありませんでした。それでも、動物ゆえ、自身の境遇をなげいたり、五体満足な他の子をうらやんだりすることがあるわけではなく、けなげに元気に育ってくれています。
 いかなるめぐりあわせか、世の中、取り返しのつかぬことはおこります。せんないことですが、もっとよい選択ができたのではないか?あの時…、こうしていれば…、と思いも尽きず、頭からも離れません。
 しかし、本当に取り返しがつかないのか?あきらめるだけでいいのか?失ったこの子の小さな小さなあんよを、何とか全力で取り戻す手立てはないのだろうか?…私なりに考えた末、義足外来に通っており、いじらしくついてきてくれています。トレーニングが成功すれば、成猫期には体に合った義足が出来上がるよう、希望をつないで通院しております。
 「3本半でじゅうぶん。」とおっしゃって下さる里親様も大歓迎致しますが、この子の生涯のために、この子自身がどんな道を最も自然に選ぶか、選択肢を用意してやりたいせめてもの親心で、譲渡後も義足外来の通院に関しては弊方の費用負担で続けさせていただければ最も幸いでございます。その一環として、将来の避妊手術に関しても、かかりつけにて弊方の負担でさせていただきたいと愚考致しております。
(追記:義足手術が終わり、只今4本足で歩くリハビリ中です。)
里親募集する理由  地域猫の餌場で緊急保護した子達のうち、最後の1匹が妊娠しており、その母猫から生まれた子です。
 餌場の状況から、避妊・去勢をして貰えていませんでした。今後過酷な環境下で望まぬ妊娠・出産・子育てを繰り返し、不幸な子が増えていくことが明白で、それがあまりにも不憫でやりきれず、緊急レスキューをはじめました。
 「餌場」とは、高齢女性が一人で住むお宅でした。近隣から苦情がでるようになり、地元の草の根ボランティアさんが相談を受けて急ぎ有志によるレスキューがはじまりました。餌付けしていた女性しかキャリーバッグに入れられないため、とにかくつかまった順に引き受け、入念な医療ケアをほどこして、里親探しをしております。
( 高齢女性には、避妊手術をしてやらないなら、餌やりは厳禁であること、最後の1匹まで協力はするが、今後一切餌やりはしないこと、むやみな餌付けは決して善行ではないこと、保護して里親を探すことには膨大な労力と時間が必要なこと、等々をお伝えしてあります。ご理解いただきたい点ですが、動物レスキューにおいて、ほとんどの場合、事態を順利に進めるために、不認識な張本人と感じても、そのかたと協調しなければなりません。感情のおもむくままに、語気をあらげたりすれば、助かる命も助からないのです。)
 全ての子をTNRするだけでも厳しい戦いと思って取り組んでおりましたが、昨年暮くらいから“保護”においては、ゴールが見えてきました。餌付けした女性の“動機付け”を持続させるため、未保護の子残り3匹分、ケージ3個とキャリーバッグ3個をご自宅に設え、捕まったらすぐに連絡をいただけるよう伝えて年を越しました。
 そもそも、自身の招いた事柄で他人がこれほどに物心を費やしているなら、捕まえるくらいのことは迅速に協力してしかるべきところと思っておりましたが、残りの子達の保護にもたつき、相談を受けたボランティアさんも高齢で、催促にも二の足を踏み、なかんずく最後の1匹は矢の催促をしてようやく重い腰をあげ捕獲に至りましたが、もはや手遅れで身重となっておりました。
 最後の1匹を入院させ、エコー検査の結果が病院からもたらされた時には、目の前が真っ暗になり、思わず餌付けした女性を恨めしく思ったものです。
 ボランティアさんの中には、お腹が大きい子を保護して、避妊手術をほどこし、「何匹入っていた。間に合ってよかった。」と安堵するかたもいらっしゃいます。別述致しますが、結果論としてそれが適切なのでありましょう。
 しかし、手術してしまうことは私にはできませんでした。出生まもない子と、胎児と、どこにかわりがあるのか、青くさく思うのです。身重の子を保護したことははじめてでしたが、世のベテランボランティアさんのように肝のすわったことは私にはできない、それゆえ、常々その様な事態を避けたいあまりに、後手に回って取り返しのつかぬことに陥る前に、先手をうってきたつもりでした。このような子に遭遇することを心からおそれていたのです。
 重苦しい気持ちのまま、母猫の保護を続け、月日が満ちて5匹の子が生まれましたが、うち2匹は数日で幼逝してしまい、3匹が育ってくれました。子猫が乳離れしましたので、母猫は弊方が責任をもって避妊手術を致しました。
 小さな命を保護したのは、はじめてではありませんが、いつも感じることがあります。過酷な外猫生活をかいくぐって保護されるまでには、どの子も人間のエゴや裏切りの被害にあっています。この子達に何の罪もありませんが、少しでも保護の手をゆるめれば、またすぐに劣悪な環境に転落し、危険に晒される、それがたえきれず、またもしこれを見過ごすなら、私は以後どれだけの自責にたえなければならないのでしょう。
 万感はあるものの、言葉を選んでおりますと、募集開始が遅れるため、後はつれづれに巻末にでも随時記述したいと存じます。(多くは当サイトで募集中の「まさお君」の記事に詳述致しております。)
 保護後の医療管理は入念に行いました。里親様には診断書、血液検査の結果など、健康に問題ない旨を証明するあらゆる書類を提示致します。
 どんな動物、どんな人間にも生まれてきた意味、生まれてきた価値があるはず。過酷だったこの子のこれまでの生涯を癒してあまりある満月のような余生を与えてやりたい、それが心からの願いです。こころざし深いかたのお目に留まりますよう祈っております。
お届け可能地域 栃木県 / 群馬県 / 埼玉県
動物がいる地域 群馬県
譲渡費用(医療費、交通費など)  里親様に負担して頂く費用はございません。
その他(譲渡条件など)  完全室内飼い、終生愛育、万一世話できなくなったりこの子が病気になったりしたとき、解決困難であれば、相談してくださる方を希望。インターネットの里親探し掲示板を有する多くのHPに謳われているように、身分証明書の提示、誓約書の取り交わし、飼育環境把握のための協力、譲渡後の折にふれた近況報告等に同意してくださる方を希望。トライアル期間を設けること、この子をご自宅までお届けすることに応じてくださる方を希望。
 この子の幸せだけを切に願い、敬遠していたインターネットでの募集にふみきっております。広く多くの方にご覧いただいているため、こちらの希望だけを書き連ねておりますが、こころざしの深い方であればあるほど、きちんとしたプロセスをふんで譲渡されることを望んでくださると信じております。心ある方には、ご無礼のほど、どうかお赦しください。

追記
・今回の状況下では、成猫期の生活が軌道にのるまでは、ご連絡をとりあい、協力してこの子の最善を見い出していける里親様を希望致しております。(成猫になってからの譲渡も考えましたが、子猫の可愛らしい盛りも味わっていただきたいという考えからでございます。)
・運転が拙く、お届け地域が限られますので、ご応募の際、お住まいの都道府県まででなく、市町村もお知らせ下さい。(恐縮ですが、県内のかたは、合併後は市町村も広いため、可能であればハンドルネームのまま町名までお知らせ下さい。)
・「里親探し」の鉄則にのっとり、「ご自宅お届け」がかなわない場合は応募者様からのお引き取りには応じられません。
・ご応募はご覧のサイトの規定にそって正規での方法でお願い申し上げます。拝受後は、たとえ一言でも迅速なご返信を心がけておりますので、ご応募やご連絡の折、長らく反応がない場合は、弊方のPCへの伝達不具合による未読とお思い下さり、ご面倒でも弊ブログにお入りいただきメール箇所からお問い合わせいただきますようお願い致します。(ご連絡をいただいてから、弊方にメールで知らされるまで、多少の時間差があり、まれにご連絡が届かなかったことがございました。)
・世情の変化からご利用者が増加したため、言わずもがなの初歩的なご説明、ご容赦下さい。「ご自宅お届け」がすなわち譲渡ではなく、トライアル成功の後双方合意してはじめて譲渡が成立するもので、トライアル中の所有権は保護主ということになります。
・応募者様とやりとりをさせていただき、お届けまでお話がすすみました際には、告知義務に関わる近況は一度お電話でご報告させていただき、同時にトライアル開始の導入方法につきましては、お住まいの構造等をお伺いし、ご一緒に最善を考えてまいりたいと存じます。その際、応募者様のほうが飼育については格段に手慣れていらっしゃるかと存じますので、弊方に不認識、不心得がございましたら、どうかご遠慮なくご指摘いただければ幸いです。お届け時には、事前に告知して頂いた内容が実際と著しく相違している場合や、幼いお子様と甚だしく折り合いの悪い場合などは、そのまま連れ帰ることもございますので何卒ご了承下さい。
・応募記事は、応募者様に見古されることのなきよう小まめに手を入れるよう努めておりますが、更なる近影や近況をご希望のご家庭は弊ブログのメール箇所からご連絡下されば随時ご応対させていただきます。また、単身世帯や高齢者世帯などで生涯飼育にご懸念あり応募に踏み切れずご質問のやりとりのみをご希望の場合も同様の方法でご連絡いただければ幸いでございます。

掲載者

掲載者:
うちのこっ。
所在県:
群馬県
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