里親募集
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性別 | 猫 ♂ | 年齢 | 推定0歳7ヶ月 (2025/01/02 現在 ) |
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ワクチン | 済 | 不妊去勢手術 | 未 |
特徴(性格など) | 性格・特徴 こうた君♂ 7ヶ月 日本猫(きじ白) お鼻のまわりにくっきりできている“おこげ”模様と、うるうるお目々、眉間にトラ猫特有の“M”があり、坊やちゃんの髪型のような前髪がチャームポイントです。左目の脇がきれいなパトラ様になっています。人さながらに表情が豊富で、幼いながらきりっとした色白な顔立ちというアンバランスが何とも可愛らしいのです。裏白でおなかが真っ白です。 長くまっすぐなしっぽ。 2024年5月生まれ(推定) たくさんの人の愛情を受けてすくすく育っておりますので、屈託がなく、手をさしのべると迷わず人の体を登ってきてゴロゴロと甘える良い子です。 里親様のお宅で早期になれるには、少しの期間、信頼構築できるまでケージ飼いするか、温度や環境が整えられ、障害物や誤飲の危険性のあるものを取り除いた1室でしばらく様子をみるかが最も近道と思っています。 ご希望があれば、ソフトケージ(たたむとぺちゃんこになります。)、屋根付きサークル、ペットケージ等のいずれかを婿入り道具として進呈することも可能です。 トイレ躾済み。室内の猫砂トイレにきちんと排泄できます。 健康状態 良好。 1月に去勢手術予定。5種ワクチン済み(二回)。ノミ・ダニ予防済み。検便(-)、エイズ・白血病(-)、検診済み(著変なし)。医療管理、トイレ躾等の婿入り支度完了しています。 募集経緯に記載のとおり、交通事故の後遺症で弱視ですので、障害物の少ない場所で、誤飲の危険性があるものを取り除いた環境で飼育し、お留守の際はケージで保護していただければ幸いです。 高い場所に置き去りにしたりしますと足を踏み外し落下する恐れがありますのでご注意下さい。 それ以外は、トイレを認識して排泄することもできますし、食事も飲料水もにおいで嗅ぎ分けて自分から摂取でき、人の声のするほうに歩いてくるなど、他の感覚で上手に補って、目が見える子とほぼ遜色のない生活ができます。 |
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里親募集する理由 | 2024年8月末、車で走行中に車道に倒れている1匹の猫を見つけました。 交通事故の犠牲になった動物に遭遇するのはこれまでも時々ありましたが、たいていは痛ましくも絶命している姿で、心を痛めながらも車が踏みつけないよう避けて通り過ぎますが、そんなことがあった日は後味が悪く、そのためか、車の運転もどんくさいまでに用心深くなりました。 自らが加害者となることを極端におそれるばかりか、私自身が遭遇して見捨てられなくなるような窮地の場面に出会わぬよう平素から絶えず切望していながら、いかなるめぐり合わせか、偶然か必然か、この子は車が近づくあいだにも明らかに手足を動かしもがいていました。もし放置したら、今度こそいずれかの車にひき殺されてしまいます。助かる見込みは未知数でしたが、とにかく拾い上げて保護し、最寄りの動物病院にかけこみました。 けがをしている猫を保護したことははじめてではありませんが、その折とっさに多くの事柄が脳裏をよぎります。 保護したその子が重傷で余命いくばくもなければ、自らができる範囲の医療をほどこして、考えうる限りの苦痛を軽減してやり、看取ってあげればいいと…。少なくとも、その子が劣悪な環境で誰にも看取られずひっそり寂しくこと切れるようなことだけはさせたくない、ましてその後露天で風雨にさらされ無残に腐敗するような哀れな姿にだけはさせまい、というせめてもの切なる心であります。 あるいは、けがに思えてはいたが、一時的なショック症状で、大事なくよみがえってくれたなら、一通りの医療や予防処置を与えてやれれば、どうにか飼い主さんが見つかるかもしれません。 懸念なのは、重篤な障害を抱えたまま命だけもちこたえ、その子自身の苦痛が著しい場合で、安楽死させる意気地も私にはなく、さりとて自宅で終生手厚く世話をしてあげる条件も整っておらず、その場の衝動で助けたものの、生涯安寧な保証をしてやれる力が私にあるだろうか?という先の見えない不安感で、要介護5だった実母を自宅でワンオペ介護し看取ったばかりの私には、もはや体力も気力もすっかり使い果たし、私自身も満身創痍、母に注いだ看病の労力を再びいずれかに費やす情熱も残っていないのが実情です。 しかし、横たわるこの子を通り過ぎるが速いか、車を止めて駆け寄り、抱き上げてタオルで包み連れ去った、この一連の短い瞬間、私の咄嗟の判断にはなぜか寸分の迷いもありませんでした。 過去に路上で出会った無残な亡骸は、幾重にも哀れではあるが、言うなればもはや物体、でもこの子にはまだ命がある、生きているのです。手元に引き寄せれば何としても策をこうじ、いずれ運が開け、浮かぶ瀬もあるかもしれません。 連れて行き、頼った病院の先生から応急処置を受けていた時には、もはやもがく元気もなく、ぐったりとして半ば諦めましたが、その後この子は夢遊病者のようにふらふらと立ち上がり歩きはじめました。経緯をたどるうち、私自身の覚悟もかたまり、いかなる結果となろうが、この子の生命力次第、運を天にまかせる気持ちで即日総合病院に移しました。 血液検査には著変なく、内臓も無事、ただ頭を強く打っているとのこと、脳圧を整えて回復を待つ治療がはじまりました。 後遺症は残るだろうか? 痛かろう、つらかろう、と面会に行く勇気もなく、只々重苦しい日々を過ごしましたが、こちらの心配をよそに、次第にこの子はめりはりのある動き方にかわっていき、お目々をはっきりとあけて、正常な情緒を示すようになり、食事も排泄もきちんとできるようになりました。 入院当初は横たわり水もスポイトで飲ませてもらっていましたが、次に会った時は、うつろだったお目々がぱっちりとあいてまっすぐにおすわりをしていてほっと胸をなでおろし帰りました。 期待が膨らむと様子を尋ねる元気もわくもので、電話で問い合わせると、目は開いたが病状については先生から、と看護師さんからの話を聞きました。 完治するか、しないか、可能性が拮抗している時には診断を告げる人の言い回しに一喜一憂するもので、絶望したくないあまりに、話の中からどうにかして希望の光を見出したい一心となり、少しでもなぐさめにできる単語を見つけその言葉尻にさえすがりたくなるものです。そのような心持ちの時に職務に忠実な看護師の歯切れの悪い、結論をもったいぶるような話ぶりに接すると、おのずと思わしくない診断を推測してしまいます。 両親の看病が長かったためか、このような状況はこれまで何度も味わってきました。診断を誰が告げるか、誰に告げるか、医療人がその選定にこだわるときは、芳しからざる内容を含んでいるものです。 「目は開きましたが…。」この含みのある言い方は、見えていないということか。取り越し苦労なら有り難いけれど…。重苦しい気持ちで診断を聞きに病院に行きました。 血液検査は異常なし、ボディーに損傷はなく頭を打っただけ、頭部に一ヶ所骨折はあるが、自然治癒するとのこと、脳に特段の損傷は認められず、治療の結果、ふらふらとあてもなく歩き回る行動もなくなり、一見多動に見えるが子猫特有の健全な動き方で懸念とするところではないこと…。 「それで、先生、見えているのですか?」「いいえ。見えません。」何ともあっさりとした返答。深いため息。 思えば、後遺症が残るかをどうかを心配して悶々としていたあいだ、どこか運動機能に麻痺が残り、寝たきりのままながらえ、がんぜないこの子が、幼くしてまだはじまったばかりの生涯を体の不自由を抱えて生きていくのか…、一切が無事というのが欲張りな望みであるならば、せめて五感の一部くらいにおさまってはくれぬものか…、動物であれば他の機能が発達して補い、たくましく生きていってくれるものを…。一瞬であってもそのように頭をよぎっていたことのバチが当たったと思い、自身を責めずにいられませんでした。 しかし、日に日に活発になっていくこの子の何とたくましく屈託のないことでしょうか。まっすぐに食べ物のほうへ歩いていき、迷わず食べはじめ、水のありかも上手に嗅ぎ分けてじゅうぶんな飲水ができ、排泄もしっかりと間違えずにトイレででき、人の声のするほうに顔を向けて歩み寄ってきて、横にそれても気配のするほうに歩いてきて腕によじ登ってきてくれます。まるでよく見えているようで、ほとんど遜色を感じません。 その後、病院で詳しく観察した結果、目に光をあてるとまぶしがるとのことで、全盲ではなく、弱視とわかりました。 この子がもし人であれば、こんな危険にあわせた加害者はすぐに車を止めて介抱しなければ罪に問われることとなります。被害者がこの子であったから無責任に走り去ったのでしょう。あるいは接触したことすら気づいていないかもしれません。この子が事故にあう前は目が見えていたかと思うと、犯人を強く恨まずにはいられません。 一方、この子には元々親兄弟がいたはずで、散り散りになって運悪くこの子だけが事故に遭遇したのでしょう。子猫であれば、通常はおなかが丸々としているものですが、保護した時のこの子は胴が細長く、骨ばっていてけっして栄養状態がいいとはいえませんでした。それを思えば、この子の兄弟も、この子たちを産んだ母猫も、じゅうぶんとはいえぬわずかな食べ物で食いつないでいたことでしょう。 外猫の子育ては過酷そのもので、母猫は自身は食うや食わずで子猫に授乳し育てます。それがあまりに不憫であるがゆえに世の中に地域猫活動なる取り組みがあり、女の子を妊娠出産育児の労苦から解放し身軽で自分の身だけを守って生き抜けるように配慮しているわけです。 この子の栄養状態、危険と隣り合わせだった生活を思えば、この子達に餌を与えていた人間は、じゅうぶんな食べ物も与えず、避妊去勢も施さず、病気の予防もしていなかったに違いありません。それを思えば、事故の犠牲になって視力は失ったが救済されて保護下になったこの子と、いまだにどこかで過酷な外猫生活を続けている母、兄弟と、どちらが不憫かは比べることができません。また、この子を拾った立場にとってみても、今もどこかで猛暑、厳寒にさらされ生死もわからぬ母子を探し出すことは困難で、結局どうにかして出会った子にだけは安穏な余生を与えてやる努力をするしかない、残念で悲しいですが、それが限界であり身の丈なのです。 小さな命を保護したのは、はじめてではありませんが、いつも感じることがあります。過酷な外猫生活をかいくぐって保護されるまでには、どの子も人間のエゴや裏切りの被害にあっています。この子達には何の罪もなく、劣悪な環境と危険に晒されている、それがたえきれず、またもしこれを見過ごすなら、私は以後どれだけの自責にたえなければならないのでしょう。 保護後の医療管理は入念に行いました。里親応募者様には診断書、血液検査の結果など、健康に問題ない旨を証明するあらゆる書類を提示致します。 どんな動物、どんな人間にも生まれてきた意味、生まれてきた価値があるはず。過酷だったこの子のこれまでの生涯を癒してあまりある満月のような余生を与えてやりたい、それが心からの願いです。こころざし深いかたのお目に留まりますよう祈っております。 |
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お届け可能地域 | 青森県 / 山形県 / 福島県 / 茨城県 / 栃木県 / 群馬県 / 埼玉県 / 千葉県 / 東京都 / 神奈川県 / 新潟県 / 長野県 / 岐阜県 / 大阪府 / 徳島県 | ||
動物がいる地域 | 群馬県 | ||
譲渡費用(医療費、交通費など) | 里親様に負担して頂く費用はございません。 | ||
その他(譲渡条件など) | 読解困難な日本語でのご応募が誠に多く、応募総数や交渉の履歴ばかりが増大して重なってゆき、ご覧下さるかたの心証を損ねることを切実に案じております。この子の名誉のために冒頭書き添えますが、留学、就学、就業中の在留資格者のかたは、生涯飼育が可能かどうかを何卒熟慮の上ご応募下さいますようお願い申し上げます。 完全室内飼い、終生愛育、万一世話できなくなったりこの子が病気になったりしたとき、解決困難であれば、相談してくださる方を希望。インターネットの里親探し掲示板を有する多くのHPに謳われているように、身分証明書の提示、誓約書の取り交わし、飼育環境把握のための協力、譲渡後の折にふれた近況報告等に同意してくださる方を希望。トライアル期間を設けること、この子をご自宅までお届けすることに応じてくださる方を希望。 この子の幸せだけを切に願い、敬遠していたインターネットでの募集にふみきっております。広く多くの方にご覧いただいているため、こちらの希望だけを書き連ねておりますが、こころざしの深い方であればあるほど、きちんとしたプロセスをふんで譲渡されることを望んでくださると信じております。心ある方には、ご無礼のほど、どうかお赦しください。 追記 ・母を在宅でワンオペ介護していた影響で、母を看取った現在も体調等の都合上お届け地域が限られる場合もございますので、ご応募の際は、お住まいの都道府県まででなく、できれば市町村もお知らせ下さい。県内からのご応募は、合併後、市町村も大変広範囲ですので、可能でしたら、「旧○○」など、お届け距離のわかる記述をしていただければ幸いでございます。 ・「里親探し」の鉄則にのっとり、「ご自宅お届け」がかなわない場合は応募者様からのお引き取りには応じられません。 ・ご応募はご覧のサイトの規定にそって正規での方法でお願い申し上げます。拝受後は、たとえ一言でも迅速なご返信を心がけておりますので、ご応募やご連絡の折、長らく反応がない場合は、弊方のPCへの伝達不具合による未読とお思い下さり、ご面倒でも弊ブログにお入りいただきメール箇所からお問い合わせいただきますようお願い致します。(ご連絡をいただいてから、弊方にメールで知らされるまで、多少の時間差があり、まれにご連絡が届かなかったことがございました。) ・世情の変化からご利用者が増加したため、言わずもがなの初歩的なご説明、ご容赦下さい。「ご自宅お届け」がすなわち譲渡ではなく、トライアル成功の後双方合意してはじめて譲渡が成立するもので、トライアル中の所有権は保護主ということになります。 ・応募者様とやりとりをさせていただき、お届けまでお話がすすみました際には、告知義務に関わる近況は一度お電話でご報告させていただき、トライアル開始の導入方法につきましては、お住まいの構造等をお伺いし、ご一緒に最善を考えてまいりたいと存じます。その際、応募者様のほうが飼育については格段に手慣れていらっしゃるかと存じますので、弊方に不認識、不心得がございましたら、どうかご遠慮なくご指摘いただければ幸いです。お届け時には、事前に告知して頂いた内容が実際と著しく相違している場合や、幼いお子様と甚だしく折り合いの悪い場合などは、そのまま連れ帰ることもございますので何卒ご了承下さい。 ・応募記事は、応募者様に見古されることのなきよう小まめに手を入れるよう努めておりますが、更なる近影や近況をご希望のご家庭は弊ブログのメール箇所からご連絡下されば随時ご応対させていただきます。また、単身世帯や高齢者世帯などで生涯飼育にご懸念あり応募に踏み切れずご質問のやりとりのみをご希望の場合も同様の方法でご連絡いただければ幸いでございます。 閲覧者様各位(里親様): 里親様におかれましては、弊方が保護した子をご尊宅へお迎え下さいました上、残った子達をご心配いただき、応募記事にお心を寄せご覧下さいまして深謝致します。私こと、母を見取り満身創痍ではございますが、いまだ幸せにしてやれない子達に何とか道筋をつけてやりたい一心で努力致しているところでございます。何分ふがいない保護主ではありますが、里親様の皆様から折々当サイトをご訪問下さりお見守りいただいている旨ご連絡を拝受し、何より励みに致しております。著しく精神力を要する取り組みではございますが、努めて恒心を保ち日々清く切に生きておれば良縁も舞い込むものと信じ踏ん張ってまいります。お一人お一人に謝意を申し上げるべきところ、この場をお借りし心より御礼申し上げます。誠にありがとうございます。 |
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