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里親募集

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性別 猫 ♀ 年齢 推定4歳4ヶ月
(2024/05/20 現在 )
ワクチン 不妊去勢手術
特徴(性格など) キジトラ柄です。足の裏が真っ黒なところもキュートです。
人懐こい性格で、すりすりしたり、お膝の上に乗るのも大好きです。
人間にくっついているのが好きなようです。
里親募集する理由 雑種・推定2歳の♀
白血病、エイズ陰性
ワクチン一回済み
避妊済み

私がこの猫ちゃんと出会ったのは8月上旬。
きっかけは友人のSNSでした。

アップされた写真には、浜比嘉島のシルミチュー霊場付近がゴミだらけになっている様子が。
聖なる場所がこんな風になっているのは良くないことと思い、その翌日にゴミ拾いへ。

シルミチューさんにまずはお参りをしようと森の中へ足を踏み入れると、
そこには片目のない、小柄な猫ちゃんがいました。

餌が欲しいのか、か細い声で鳴いていて…
片目はないけど、お顔はとっても可愛い。
体も小さく…満足に食事していないのかも?と思いました。

それから何度か、ゴミ拾いのためにシルミチューさんを訪れるたびに
猫ちゃんにも遭遇しました。
餌をあげて、顔をよく観察していたら…
目は膿が多いだけで、眼球はちゃんとあることが判明。

この子は治療したら目も良くなるかもしれないし、里親さんを見つけてあげよう。

そう思い、保護用の物品を揃え、また猫好きの友人たちとカンパしあって保護のための資金も集めました。
そして数日後にシルミチューさんに向かったところ…猫ちゃんはいなくなってしました。

一時的なものだ、きっと別の日に行けば見つかるはず。
そう思い別の日に行っても、おらず…
もしかしたら時間帯で居場所を変えているのかも?と思い、
時間を変えても、見当たらない…

猫ちゃんを捜索して十数日が経った頃、沖縄では緊急事態がさらに延長され、
8月下旬、シルミチュー近辺は完全に閉鎖されてしまいました。

私はその日、シルミチュー霊場、ビーチが閉鎖されるその瞬間に車を現場に駐車しようとしていました。
なぜか駐車場には警察官。事件でもあったのか…?と思いつつ車を停めていると
「この駐車場とビーチは今から閉鎖して、緊急事態宣言が解けるまでは入れません」
と告げられました。
私は警察の方に事情を説明し、その場にいた浜比嘉島の区長さんにも中を探させてもらえないかと頼みました。
すると、近隣の方を呼んでいただき、似ている猫がいないか写真を見ていただけることに。
しかし、見たことがないと…。
どうしたらいいんだろうと思い悩む私に、近隣の方が、
ここの駐車場が閉鎖されたらうちに駐車していいよ、と申し出てくださいました。
お言葉に甘え、翌日からはそちらに駐車して捜索を続けました。

島中に張り紙をして、区長さんや近隣の方、
アマミチューでもずくを売っているくみこさんなどいろんな人が協力してくれているのに、猫ちゃんは見つからない。
片目を怪我していたし、感染症などでもう息絶えてしまったのか…
それとも、私のように、この猫ちゃんを可哀想だと思った方が、連れて行ったのだろうか…?
県内の動物病院や、犬猫の保護団体、施設など方々に連絡しましたが、やはり見つかりません。

先の見えないまま、それでも諦めずに、1ヶ月半探し続けたある日のこと。
その日私はいつものようにシルミチューさんにお参りをし、猫ちゃんを探した後、
アマミチューへ向かい、もずくを売っているくみこさんのお店でコーヒーを飲んでいました。

そしてたまたま居合わせた方と、くみこさんとの3人で記念写真を撮りました。
家に帰って、ふと、あの人の連絡先を聞いておけばよかったな。
記念写真をネットにアップしていないだろうか?
と、Twitterで「浜比嘉島」でなんとなく検索をしたのです。
それより以前にも、
「猫ちゃんを保護した人が、TwitterやFBに情報をあげていないだろうか?」
と探したことがありました。
その時は、何の情報も得られず…。
本当に、なんの気なしにとった行動だったのです。

検索結果を辿っているとそこには、あの猫ちゃんがお家の中にいる写真が!

よく文章を読んでみると、私が探していた時期に保護してくださっていた方のようでした。
先住猫ちゃんたちと折り合いが悪く、部屋を一匹で独占していると。
まず、無事でよかった。本当によかった。安堵の気持ちでいっぱいになりました。
そして連絡を取り事情を説明、もしも先住猫ちゃんとの相性が悪いのであれば、
こちらで保護させていただけませんか?とお話ししました。
先に保護してくださっていた方は、しっかりと検査などもしてくださっていて、
おうちで既に6匹の猫ちゃんを野良から保護して飼っている素晴らしい方です。
海沿いにいる猫ちゃんをTNRしたり、長年そうした保護活動を個人で地道にしてくださっています。

現在、この浜比嘉島の猫ちゃんは仮名「ミチュー」とし、我が家で療養しています。
片目はもう視力が戻らないようですが、炎症もなく、そのままで大丈夫と言われています。
まるで眼球が凹んだようになっていて、猫同士の喧嘩ではない。
石などぶつけられたか、殴られたか…とお医者さんはおっしゃっていたそうです。
体は小柄ですが体重3.5kg。お膝に乗るのが大好きな、甘えん坊の女の子です。

今月末に避妊手術を控えており、その傷が落ち着くころに、
里親さんにお迎えいただきたいと思います。

先に保護してくださっていた方が、
「この猫ちゃんは、浜比嘉島の神様の猫だと思っている。
神様が使わした猫だと思っています。
だから大切にしてくれる人に飼ってもらいたいですね。」
とおっしゃっていました。私も、そう思います。

ミチューを、お家の中で一生の家族として大切にしてくださる方。
神様の猫として愛し、お膝に乗せて甘えさせてくださる方。
できれば一匹で飼っていただき、決してお外には出さないこと、
ワクチンを年に1回打つことを約束してくださる方を募集いたします。


お届け可能地域 沖縄県
動物がいる地域 沖縄県
譲渡費用(医療費、交通費など) お引き渡しの際に適切なキャリーがない場合、キャリー代のみご負担いただきます。
(こちらで用意します)
医療費などの負担はございません。
その他(譲渡条件など) 年に一回の定期的なワクチン接種と健康診断
完全室内飼いを希望します。
できれば1匹で飼っていただける方が良いですが、
先住ちゃんがいる場合は相性を見ながらご相談させてください。

掲載者

掲載者:
hamahiga999
所在県:
沖縄県
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